QRコードの最適な読み取り手段

「何をしたいか」から選定しましょう

QRコードの4つの読み取り方法

最適な読み取り方法は運用によって異なります

キューRクラウドで管理するQRコードの読み取りには、スマートフォンやタブレットの内蔵カメを利用する方法はもちろん、バーコードリーダ(ガングリップ型・定置式)でも読み取ることができます。

どの方法が適しているかは、「誰が読み取るか」「読み取り機器を手に持つか、固定するか」「短時間に何件読み取るか」によって変わります。

端末を手に持って読み取る場合はスマートフォンの内蔵カメラ、端末を固定して利用者にQRコードをかざしてもらう場合は定置式バーコードリーダを推奨します

「何をしたいか」から選べる早見表

実現したい運用 推奨する読み取り方法 推奨機器
運営担当者が来場者を受付する 担当者が端末を手に持つ スマートフォン・タブレット
来場者を短時間に連続して受付する 担当者がリーダを手に持つ ガングリップ型バーコードリーダ
来場者自身にQRコードをかざしてもらう 固定した読み取り機でセルフ受付する 定置式バーコードリーダ+PCまたはタブレット
現場作業員が設置済みQRコードを読む 作業員が端末を手に持つ スマートフォン・タブレット
商品・資材を連続して読み取る 担当者がリーダを手に持つ ガングリップ型バーコードリーダ
製造ラインや固定場所で読み取る 読み取り場所を固定する 定置式バーコードリーダ+PC
インターネットに接続できない場所で記録する リーダ本体へ一時保存する メモリ機能付きバーコードリーダ

機器を選ぶ3つの判断軸

誰が読み取るか

運営担当者が対象者のQRコードを読むのか、対象者が設置されたQRコードを読むのか、対象者が自分のQRコードを機器にかざすのか。

機器を動かすか、固定するか

スマートデバイスやリーダを手に持って動かしながら読み取るのか、読み取り機器を受付台や製造ラインに固定して読み取らせるのか。

短時間に何件読み取るか

断続的に少数のQRコードを読む場合は内蔵カメラでも対応できますが、 短時間に大量のコードを連続して読む場合はバーコードリーダが適しています。

機器を選ぶ3つの判断軸

運営担当者がスマートデバイスで読む

向いている業務

  • 小規模イベント受付
  • 貸出・返却受付
  • 対面での入退場確認

メリット

  • 追加機器を用意せず始められる
  • いつ、どの担当者が、どのQRコードを読んだか記録できる
  • 管理されていない第三者による読み取りを防ぎやすい

注意点

  • 対面の受付担当者が必要
  • 短時間に大量受付する場合は操作が煩雑になる

運営担当者がスマートデバイスで読む

利用者が設置済みQRコードを読む

向いている業務

  • 建設現場の入退場
  • 配送・納品記録
  • 備品管理、運転記録、現場情報へのアクセス

メリット

  • 現場には印刷したQRコードを設置するだけでよい
  • 設置費用を抑えながら複数拠点へ展開できる

注意点

  • 誰が読んだかの記録にはログインによる利用者識別が必要
  • QRコードの写真保存されると、不正に読み取りリスクがある

利用者が設置済みQRコードを読む

ガングリップ型リーダで読む

向いている業務

  • 来場者の連続受付
  • 商品・在庫品・配送物の読み取り
  • 製造工程の作業記録

メリット

  • 短時間に大量のコードを連続して読み取りやすい
  • QRコードと一次元バーコードの両方に対応できる
  • ワイヤレス接続なら移動しながら利用できる

注意点

  • リアルタイム記録には、接続先となるPCまたはタブレットが必要
  • 接続方式とキーボード配列の設定確認が必要

利用者が設置済みQRコードを読む

定置式リーダにかざしてもらう

向いている業務

  • イベントのセルフ受付
  • 入退室記録
  • 製造ライン、レジ、伝票処理

メリット

  • 読み取り場所を固定できる
  • 利用者自身によるセルフ受付ができる
  • 無人運用にも対応しやすい
  • QRコードと一次元バーコードの両方に対応できる

注意点

  • PCまたはタブレットとの接続が必要
  • 電源、ネット接続、設置台などの準備が必要
  • 無人運用では画面遷移や重複受付への対策も必要

利用者が設置済みQRコードを読む

固定したタブレットの内蔵カメラを推奨しない理由

スマートフォンやタブレットを手に持つ場合、読み取りを行う人が端末を前後左右へ動かし、無意識にQRコードとの距離、ピント、位置を調整できます。そのため、内蔵カメラでもスムーズに読み取れます。

一方、端末を受付台などへ固定すると、来場者がQRコード側を動かしてカメラの読み取り位置を探さなければなりません。端末ごとの画角や焦点距離、会場の照明、画面の反射、QRコードの大きさによって読み取り時間にもばらつきが生じます。

特に不特定多数が利用する無人受付では、端末操作にて入口の滞留や受付担当者による補助が発生する可能性があります。

固定したタブレットの内蔵カメラを推奨しない理由

固定設置によるセルフ受付や無人受付では、コード読み取り専用の定置式バーコードリーダを推奨します

QRコードと一次元バーコードの違い

項目 QRコード 一次元バーコード
スマートデバイスのカメラ 比較的読み取りやすい 位置や角度の調整が必要になりやすい
読み取り方向 方向の制約が少ない バーの方向に合わせる必要がある
連続読み取り 少数なら内蔵カメラでも対応しやすい 専用リーダが適している
固定運用 定置式リーダを推奨 定置式リーダを強く推奨

バーコードリーダはPCやタブレットと接続します

バーコードリーダは、読み取ったコードの文字列をPCやタブレットへ入力するための機器です。バーコードリーダ単体でキューRクラウドとリアルタイム通信するものではありません。

リアルタイムに記録する場合は、バーコードリーダをインターネットに接続されたPCまたはタブレットへ接続し、キューRクラウドの読み取り画面を表示します。

メモリ機能付きリーダでは、インターネットに接続できない場所で読み取り結果を一時保存し、後からPCへ転送する運用も可能です。この場合はリアルタイム記録ではありません

バーコードリーダはPCやタブレットと接続します

接続先となるPC・タブレットの選び方

接続先 適性 注意点
Windows PC 固定運用に最も適している USB端子、電源、設置場所を確保する
Windowsタブレット 固定受付に適している USB Type-A搭載機なら有線接続しやすい
USB Type-C対応iPad PD給電対応ハブを介して利用できる ハブ、電源容量、iPadOS、リーダの消費電力を事前確認する
Androidタブレット 機種ごとに対応状況が異なる USB OTG、PD給電、ハブとUSB機器の同時利用を事前確認する
スマートフォン 内蔵カメラによる手持ち運用に適している 固定セルフ受付には定置式リーダを推奨する

必要な機器を短期間だけ利用したい方へ

ハネソルでは、キューRクラウドを使ったイベント受付、入退場管理、在庫管理などに必要なバーコードリーダ、Windowsタブレット、接続用ハブのレンタルを行っています。

キューRクラウド向けに設定したWindowsタブレットや、利用目的に合わせた機器の組み合わせもご案内できます。